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インフレ対応に不動産を買おうか?

令和になって、世の中が大きく動きそうな気がする、という話題から発展したご質問です。

 

もし、日本の紙幣価値が急激に下落したら?

ハイパーインフレのようなことが起こったら?

 

政治の舵取りを不安視する人はどの時代もいるし、わたしが不動産始めてからの15年くらいの間でも常にこの話題は出ています。

 

わたしには令和の時代になろうとハイパーインフレの足音が聞こえないのですが…。難聴気味な日々。

 

でも、もしあなたがその足音に怯えるなら、立ち尽くすより何か手を打ったほうがいいのかも?

 

インフレが起こるとすると一番被害を受けるのは現金です。

 

万一、百円のパンが千円に高騰するとしたら、1億のタンス預金の価値は1千万の価値になっちゃうってことですよね。

 

50万円の給与のままパンが千円の時代になったらあっという間に現金預貯金は底をついてしまいます。

 

こんなことは起こり得ない?

 

わたしは足音は鈍感なせいかまだ聞こえないけれど、起こらないという事ではありません。

 

実際日本でも過去に起こってますから。

 

戦前一般の日本人の給与が一円くらいだったの知ってますか?

立派な一圓札がありました。

 

終戦後パイパーインフレが起こりました。

 

私の祖母はたまたま、その時に借金して不動産を買っていたんです。

 

話によると京都祇園お茶屋の権利も含めた不動産の借り入れ代金が数ヶ月の売り上げで完済できたそうです。

 

両親を亡く姉妹で10代で奉公に上がったお茶屋

そのオーナーが戦争で疎開するので家と権利を売りたいとのこと、借金をして思い切って購入した祖母は勇気のある人だったんだと思います。

 

自分の生活費だけではなく養わなくてはいけないみなしごの姪と甥も引き取っていて、ここで勝負と考えたのかも。

 

祖母は、その後も弱い者を助け続け「おかげさまで…」が口癖の人でした。

 

横道に逸れましたが、そんな風に借金した事で赤貧の奉公の仲居がお茶屋のおかみさんになりたくさんの人を救済することができたのもこの日本に現実にあったハイパーインフレのおかげです。

 

その後もインフレが進み祖母がその後溜め込んだ現金の紙幣の束も何十分の一の方に成り果てたりもするのですが。

 

こんなことが、もしこれから近未来に起こるっていう情報を入手したとしたらあなたはどうしますか?

 

もし私なら、とりあえず日本円から外貨にしたいです。

 

ドルを積み立てておくとか。

でも日本の銀行の口座の中でドルを積み立ててあってそこそこな金額になっていたとしても有事の際、それが出せるかどうかは???

 

できれば、現地に口座作りたいですよね。

でも、いざという時にその口座から出金するための渡航費とかも高騰してたりすると行けるのかとかも心配。笑

 

あと金GOLDなどもいかがでしょう?

私の友人のパイパーインフレ信者の方は旅するたびに金を購入し現物を溜め込んでいます。

もう年季の入った信者さんなので金庫に相当な金が蓄積されているのではと。

 

わたしは、残念なことに足音が聞こえないタイプではあるのですが、もし万が一でもハイパーインフレになったらラッキーな人になるかも。

 

祖母と同じく不動産に借り入れをたくさん持っているからです。

 

銀行の億単位の借り入れだって数ヶ月で返済できてしまうかもしれません。

 

もしわたしが祖母のような現金の入る仕事をしていたら。

 

不動産自体は、残念ながら家賃は上げてはいけるだろうけどすぐに10倍とかはできないかもしれません。

 

金利もすざましく高騰すると思います。

 

だから大家の方は副業を持つもいいかもしれません。

 

わたしは土地持ちだから多分野菜を植えます。

さつまいもとか。

 

そして焼き芋を五千円くらいで売ろうかなぁ。笑

一日、50本売って25万円。20日売ったら500万円。

 

食べ物やトイレットペーパーなどどうしても必要なものが売れるといいかもですね。

 

わたしの知人でザラメを倉庫に備蓄していると言っていた人がいます。

やっぱり年季の入った信者さんなので、倉庫はザラメでいっぱいかも。笑

 

ザラメは品質の管理が簡単で放置したままでも劣化せず保存できるとの事。

それを聞いてわたしもいつも一袋は保存しています。

 

不動産は物次第ですが、どの時代にも実需のありそうなものであれば、最高のヘッジになるとは思います。

 

借り入れがチャラになる可能性。

そんな日が来るまでもインカムを生み出す。

その日が来るまでもどんどん残債は減っていく。

残債は減ったら利益は減るのか?笑

 

いい物件であれば、ハイパーインフレが来ても来なくても資産形成にはつながる。

 

インフレ教の方であれば現金があっても借り入れはしたほうがいいと思います。

 

そして現金はいざという時にはザラメに投資。笑

 

今の日本はできれは緩やかにインフレになってほしいです。

 

でも正常なインフレがあっても、ハイパーインフレになっても、実需のない土地や不動産はやっぱり二束三文にもならないかも。

 

不動産はインフレヘッジになるけど、インフレにならない場合でも持ちこたえられる実需のしっかりしたものをお探しください。